Busan nikki 1 (2008～2013)

日本ではお正月と言えば1月1日だが、韓国では新年は旧暦で祝う。今年の場合は2月14日（日）が 「설날」（旧暦の新年）。最近では毎年この 「설날（ソルラル）」 は、前後1日ずつ合わせて3連休となるのが普通で今年は2月13～15日が連休。だが、今年は13日が土曜日、14日が日曜日ともともと休みの日。日本でいう ”振り替え休日” の制度がない韓国では、祝日が週末に重なってしまうとそれだけ休みを損してしまった気がするそうだ。

さて新年を旧暦で祝う韓国ではあるが、1月1日は日本と同じように新年を祝い会社も休み。だが、たいてい休みなのは1月1日の1日だけで、12月31日も1月2日も特に普段と変わらない日。日本のような　”お正月休み” のような長い休みはない。
（今年は偶然2日が土曜日、3日が日曜日なので休みだが）

12月31日の夜にはイベント会場に繰り出して新年のカウントダウンに参加したり、1月1日には初日の出を見に行ったり、凧を揚げたりするのは日本と同様。車の通行量も普段よりは増えている気がする。

だが、日本のように晴れ着を着て出歩く習慣はもう少なくなっているのだろうか、元日に韓服を着て歩いている人の姿は私は1人も見かけなかった。また日本なら初詣帰りの人が縁起飾りなどを持って歩いていたり、露天屋台で買った食べものを歩きながら食べている姿などをよく目にするが、こちらではそのような光景は見られなかった。

韓国の元日は、いつもよりは少し晴れやかな雰囲気だが、それほど変わった様子はない、といった感じだろうか。