2009年11月09日

'09.11.9(月)また会う日まで

つづき

さて、伝統茶屋で乾いたのどを潤し、歩き疲れた足を休めたら、釜山タワーへ上るべく龍頭山公園へ。公園へ行ってくる間、お二人が買い物した荷物を預かっておいてくれないかと 「龍亭茶園」 の人に頼んでみると、快く引き受けてくれた。

公園へ上がるエスカレーターを何本か乗り継いで、龍頭山公園へ。

09.11.9(月)また会う日まで

木の下のベンチでは、いつものように朝鮮将棋をさす人、それを取り囲んで見物しているギャラリーのおじさんたちがたくさんいた。

公園入り口から釜山タワーへ向かって歩いている途中、ちょうど鐘楼の裏手あたりにテントが張られ、何か行事の準備をしているらしいところに出くわした。

行事を行うらしい特設ステージには、果物やお餅などたくさんのお供え物が並べられており、「釜山龍頭山公園 民俗文化公演」 という文字。翌日の式典の準備だろう。

09.11.9(月)また会う日まで

そしてテントの手前でひときわ通行人の目をひいていたのは、机の上に無造作に置かれた豚2頭と牛の頭・あばら肉。

09.11.9(月)また会う日まで

韓国では豚は縁起の良い動物とされ、また 「돼지」 とともに 「豚」 を表す 「돈」 という韓国語には 「お金」 という意味もあるため、特に新たに事業や商売を始めるときなどには、成功を祈って豚の頭をお供えし、その豚の口にお金をはさむという習慣がある。

この豚や牛もそのお供えのためのものであろうか。
なかなかの迫力を放っていた。

夕暮れ時の釜山タワーに上ると、高さ120mの展望台からは街の様子が一望。灯りがともり始めた街に目を凝らすと、先ほどまで私たちも歩いていた国際市場には、今も大勢の人たちが歩いている様子が小さく小さく見える。

「元気な街ですね」 というTさんの感想。
釜山で暮らし始めて1年8ヶ月。今ではすっかり釜山を自分の街のように感じており、釜山のいいところをたくさん見ていただき、釜山のことを好きになっていただくととても嬉しい。

あっという間に時間が過ぎ、名残惜しいがお別れの時間に。
Tさん・Wさん、また是非いらしてくださいね。いろいろとありがとうございました。


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