2009年06月13日

'09.6.13(土)朝鮮相撲大会 その1

今日は広安里ビーチで、韓国の相撲(シルム)の大会が開かれた。
横断幕には、「제2회 수영구 모래씨름왕대회 (第2回 水営区 砂シルム王大会)」 とある。

씨름(シルム)とは、朝鮮相撲。

ちなみに 「씨름을 하다.」 には、文字通り 「朝鮮相撲をとる」 という意味のほかに、「真剣に取り組む」 という意味もある。
例えば、「공부와 씨름을 한다.=勉強に真剣に取り組む」 のように、真剣に事に当たることも表すのだそうだ。

朝鮮相撲がどんなものか、私はまだ実際に見たことがなかったので見学することにした。

ビーチ上には、土嚢で丸い土俵が作られ(本来のシルムは土俵はないそうだ)、競技が始まる前に、係員がシャベルで砂をほぐしている。

09.6.13(土)朝鮮相撲大会 その1

まず、対戦する2人は、それぞれ赤と青のまわしのようなものをつける。これは 「샅바(サッパ)」 と呼ばれ、日本のまわしのように厚く硬いものではなく、ごく普通の布のようだ。

日本の相撲が裸の状態でまわしを締めるのに対し、韓国のシルムは服を着たまま 「샅바(サッパ)」 を締める。
また、その締め方も随分日本のそれとは随分異なる。

腰に一巻き、右太ももに一巻き。

対戦者はそれぞれ相手の、「샅바(サッパ)」 の腰の部分を右手で、太ももの部分を左手でしっかりつかみ、対戦準備の体勢を整える。
これは毎回必ずひざまずいた姿勢で行うようだ。腰の部分はすぐつかめるが、太ももも部分は少々つかみにくいので、審判が手伝う。

09.6.13(土)朝鮮相撲大会 その1

両者がサッパをしっかりつかんだら、立ち上がる。
そして、審判の 「시~작!! (始め!)」 の声で対戦開始。
両者が組み合った状態で試合が始まるのも、日本の相撲とは大きく違うところだ。

09.6.13(土)朝鮮相撲大会 その1

相手の足を引っ掛けたり、相手の身体を持ち上げたりしながら、相手を倒した方が勝ち。

つづく


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