2009年04月01日

'09.4.1(水)虫食いの鐘

龍頭山公園の中にある鐘楼。今まで何も気にせず通り過ぎていたが、先日 鄭戊錬先生が教えてくださったあることを思い出し、今日はこの鐘をよく見てみた。

09.4.1(水)虫食いの鐘

似ているようで違う、日本の鐘と韓国の鐘。

鄭戊錬先生によると韓国の鐘には、日本の鐘にはない特徴が2点あるのだそうだ。

① 鐘の真下の地面の部分が、丸く半球状に掘り下げられている (写真 赤い矢印の部分)
② 鐘の上部に穴が開いている (写真 白い矢印の部分)

①も②も、鐘の音がよく響くようにするための細工なのだそうだ。これらがあるために、韓国の鐘は日本の鐘に比べて、1回打つと長く長く響き続けるのだそうだ。

昔、朝鮮通信使によって日本に運ばれてきた鐘が、現在も日光東照宮内に据えられているそうなのだが、その鐘の前には 「虫食いの鐘」 という表示が書かれているのだそうだ。

朝鮮から日本へその鐘が運ばれてきた当時、初めて韓国の鐘を見た日本人が、その鐘の上部に開いている穴 (上記②) を見て、「まるで虫食いの穴のようだ」 と驚いたところから、その名が付いたのだそうだ。

鐘上部に開いている穴は位置的に見ることができなかったが、鐘の真下に掘られた穴を見たときは 「あった、あった♪」 と嬉しくなった。

やはり何事も、知っていて見てみるのと、何も知らずにただ見るのとでは全然違うなと思った。鄭戊錬先生がいつも口をすっぱくしておっしゃる、「何事も勉強だから。今は必要なくても、いつか役に立つときが来るから」 というお言葉が耳元で聞こえてくるようだった。


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