先日、以前から気になっていた 「サンマーメン」 を食べようと、夫と 「
箱根らーめん」 に向かった。少し前に日曜日に来たら定休日だったので、今回は平日に。
店内は大学生らしき若者を中心に、相変わらず賑わっていた。店員さんも以前より増えた気がする。カウンター席に座り、早速 「サンマーメン」 を注文しようとしたら、店長さんが 「サンマーメンは今日はないんです。明日です。今日はサッポロラーメンならあるんですけど」 とおっしゃる。
一瞬意味が分からず、メニューをよく見てみると、サンマーメンは金曜日限定のメニューになっていた。同じくサッポロラーメンが木曜日限定のメニューなのだそう。
しかもどちらも1日10食限定とある。なかなかありつけない 「幻のラーメン」 のようだ。しかし、さすがに10食だと少なすぎるのでもう少し出しているそうだ。「でも12時30分にはもう売り切れます」 とのこと。
またもやサンマーメン(7,000w)にふられて残念だったが、仕方がない。サンマーメンはいずれまた金曜日に食べに来ることにして、この日はサッポロラーメン(8,000w)をいただくことにした。
厨房では店長さんの他に、日本人と思われる男性も立ち働いていた。直接話して確認したわけではないが、言葉を聞く限りおそらく。中華鍋を振る店長さん(▼)。
店長さんともう1人の店員さんは私たちのことを覚えてくれていた。4~5カ月前に1度来ただけなのに、客商売している人の記憶力はさすがだ。この夏、日本に再び修行に行くとのことだったが、予定通り行ってきたそうだ。修行で得たものが現在のメニューにも反映されているのだろう。
やがて、木曜日限定のサッポロラーメンが登場。深めのラーメン鉢においしそうに盛りつけられている。
キャベツ、タマネギ、ニンジン、モヤシ、ニラを特製味噌で炒めたところにスープを加えて味をなじませ、それを麺の上に注ぎ、マー油、コーン、チャーシュー、ネギ、煮卵をトッピングしたものだそう。スープはしっかりした味付けだがくどくなく、とてもおいしい。縮れ麺によくからむ。煮卵も半熟具合がちょうどよく、チャーシューも非常においしい。
大変おいしくいただいた。夫は、これまでに釜山で食べたラーメンの中で1番おいしかったと言うほど。2人とも大満足。
聞くところによると、スープは店長さん、麺はもう1人の店員さんがそれぞれ担当しているのだそうだ。お2人とも日本で修行されたとのこと。麺は、日本の製麺会社の機械を参考にして作った製麺機を使って、店で直接作っているのだそう。
サッポロラーメンも大変おいしかったが、次回こそは是非、念願のサンマーメンを食べてみたい。
また、曜日に関係なく注文できる麺類としては、豚骨ラーメン、豚骨醤油ラーメン、辛味噌ラーメン、醤油ラーメン、コラーゲン醤油ラーメン、坦々麺、醤油つけ麺、あぶらそば(いずれも6,000~7,000w)がある。サイドメニューはチャーシューご飯と餃子など。
箱根らーめん(하코네라면)
釜山市南区大淵洞61-16 1階
(051) 611-2541
定休日:日曜日
営業時間:11:00~15:00、16:30~21:00