ミルミョンとビーチ

dilbelau

2013年08月22日 08:54

少し前の日曜日、ビーチをジョギングした夫と民楽(ミルラッ)水辺公園で合流し、どこかで夕食を食べることにした。私は水辺公園まで自転車で。夏の日曜の夕方ということもあり、ビーチ沿いは人、人、人。自転車で走るのもままならない感じだった。また人も多かったが、自転車の数も相当多かった。2008年、釜山で暮らし始めた当時と比べると、自転車に乗る人の数はかなり増えたと感じる。

水辺公園も涼を求めてやってきた人々でいっぱい(▼)。刺身と焼酎などそれぞれ飲食物を持参して、海辺に座って潮風を浴びながらのんびりと過ごしていた。


夫と落ち合ってビーチを散歩。夏の広安里(クァンアルリ)は、昼は海水浴客、夕方から夜は涼みに来た人たちで1日中大にぎわい。

ビーチ近くの牡蠣料理店のメニューにミルミョンもあったことを思い出し、その店で食べることにした。ミルミョンは普通サイズが5,000w、大盛りは6,500wとこの辺りにしては高め。私たちは普通サイズを注文した。まずは定番のユクスがやかんに入って出てきた。手前にあるのは大根の酢漬け。


続々と客が入ってくる。ミルミョンを頼む人も多いが、タラの頭にたっぷりのモヤシ、ヤンニョムをからめて食べる대구뽈찜(テグポルチム)も人気だ。2組か3組が立て続けにこれを注文していた。

やがてミルミョンが登場(▼)。


好みで酢やカラシを加えていただく。キッチンバサミが出てきたのでいつものように麺を切ったのだが、切ってから、店内の壁に 「当店の麺は柔らかいので切らずに召し上がってください」 と書いてあるのに気がついた。確かに麺はかなり細め。日本のそうめん並みに細く、切らなくても充分に噛みきれる。


トッピングの豚肉やスープからは、特有の漢方の匂いがした。漢方材料と一緒に骨付き肉を煮込んでスープを作っているのだろう。だから少し高めなのかもしれない。なかなかおいしいミルミョンだった。

店の片隅では店員さんが黙々と、茹でた骨付きから肉をはずして細く裂いていた。この肉がトッピングに使われるのだろう。


食べ終えてビーチを散歩しながら家に帰る。19:30頃、暗くなってきた広安里ビーチ(▼)。真昼の暑さがようやく少し和らいできた。



향토집 굴국밥・밀면 広安店
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