韓国でもハルキ人気

dilbelau

2013年07月08日 08:31

韓国でも発売前から話題となっていた村上春樹の新作 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 が、ソウルでは7月1日から発売された。韓国語版のタイトルは 『색채가 없는 다자키 쓰쿠루와 그가 순례를 떠난 해』(민음사=民音社)。

発売前から大きな反応がみられていた。大手ネット書店が24日から予約受付を開始したところ、1日当たり約500部の申し込みがあったという。

そして発売当日の1日正午、ソウル・光化門(クァンファムン)教保(キョボ)文庫には、直筆サイン本を求めるための長い行列ができたそう。また同日、教保文庫やYES24など、オンライン・オフライン書店の 「一日ベストセラー」 の1位となったという。韓国語版の初版だけで20万部を印刷し、追加で5万部を作っているところだそう。

釜山では7月2日から発売された。先日立ち寄った小さな書店でも、「ベストセラー」 のコーナーに平積みされていた。表紙デザインも日本のものと同じ。


ちなみに隣には江國香織の 『真昼なのに昏い部屋』(韓国語版タイトル 『한낮인데 어두운 방』)も平積みされていた。こちらは表紙デザインが日本のものとは違う。





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