『かぞくのくに』
先日、「映画の殿堂」 でヤン・ヨンヒ監督の 『かぞくのくに』 を観た。料金は6,000w。
ご自身の体験をもとにした映画とあって、ヤン監督の想いがひしひしと伝わってきた。ヤン監督役を演じる安藤サクラや、帰国事業で16歳で北朝鮮に渡った兄役の井浦新、いずれも負けず劣らずの熱演だった。
また母親役を演じた宮崎美子の演技もよかった。子を想う母の気持ちはこういうものなんだと、特に映画後半、観客の胸に迫ってくるものがあった。
大変見ごたえのある映画だったが、こういう作品を世に出すにはかなり勇気が要っただろうと思う。それだけ世に伝えたい思いが強かったということだろう。
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