釜山JAPAN WEEK 1
11月1~11日、釜山の各会場で 「釜山JAPAN WEEK」 が開かれた。「JAPAN WEEK」 は、韓国各地の韓国人に日本文化を総合的に紹介する事業。1998年、金大中大統領(当時)の訪日時に開かれた日韓首脳会談で、両国間の交流促進に合意し日韓共同宣言を発表したことから始められた。特に、日常的に日本文化に接しにくい地方都市で、総合的な日本文化を紹介している。
1998年の第1回から韓国各地方で14回の 「JAPAN WEEK」 が開催され、15回目となる今年は釜山で開かれた。釜山での開催は1999年以来13年ぶりとなる。
その 「釜山JAPAN WEEK」 のプログラムの1つとして、余田幸夫・在釜山日本国総領事の講演が開かれると聞き、夫と聴きに行った。会場は東明(トンミョン)大学。同大学の前はバスや車で何度も通ったことがあるが、中に入るのは夫も私も初めてだった。
大学の入り口付近に植えられた木々の葉は、その色をすっかり黄色に変えていた。
釜山の、他の大学同様、東明大学も山の斜面に建てられており、入り口を入ると早速上り道になる。ある程度上ったところには、書籍をたくさん積み上げたオブジェがそそり立っていた。
講演会場は、書籍のオブジェの後方に見ている大学本部内(▼)。
少し早めに到着したので、キャンパス内をぶらぶら散歩。ここは 「十二支神ロード」 だそうで、文字通り十二支の神の姿の石像が道の両脇に並んでいた(▼)。
十二支神とは、十二支を形象化した動物、すなわちネズミ、牛、虎、ウサギ、龍、ヘビ、馬、羊、猿、鶏、犬、豚(韓国ではイノシシではなく豚)のことだという説明が書かれていた。どれもユニークな姿だった。
つづく
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