アルパッ復活!!
家の近所に今年3月頃にオープンした 「음식이야기」(ウムシギヤギ)は、鴨肉や豚肉の焼き肉から、定食類まで様々なメニューが並ぶ。特に定食類は、メインの料理がおいしいのはもちろん、おかず類も味・ボリュームともに充実していて、値段のわりに満足度が高い。
私の一番のお気に入りは
알밥(アルパッ)。とびこがトッピングされた石焼きピビムパッだ。数の子やタラコ、明太子、イクラなど、つぶつぶ系が大好きな私にはたまらないメニューだ。
7月頃、このアルパッを注文したら、店のおばさんに 「アルパッは今できません。冬しかできないんです」 と言われ、またアルパッを食べられるようになる日を心待ちにしていた。
あれから夏・秋を経て立冬を迎えた翌日、そろそろ出ているのではないかと思って店に行ってみたら、予想通りあるとのこと。念願のアルパッ(7,000w)に久しぶりにありつくことができた。まずおかずが運ばれてくるので、つまみながら主役の登場を待つ。いつもながら種類豊富でボリュームもたっぷりだ。
これは今までに見たことのないおかず(▼)。卵焼きとイカ、カニカマをワケギで結わえてある。彩りもきれいでかわいらしく、それぞれ食感も違って楽しい。コチュジャンソースをつけていただく。
豚の角煮風(▼)。ほどよいショウガの風味でさっぱりといただける。
食べている途中よく見ると、おかずの中に同じ種類のものが2皿あることに気づいた。エゴマの葉にのせられた白こんにゃくのマヨネーズ和え。そして隣のテーブルの人が食べているチャプチェが、私たちのテーブルにはない。店のおばさんが間違えたようだ。この店のチャプチェはなかなかおいしいので残念だったが、おばさんが忙しそうだったのでこの日はそのままこんにゃくを2皿いただいた。
やがて主役の登場。以前は白いご飯だったが、この日は黒米を炊き込んだご飯に変わっていた。3色のとびこと刻んだたくあん、カニカマ、海苔、ゴマがたっぷりトッピングされている。ご飯を入れる前に、トゥッペギにバターを薄く塗ってあるので、バターの香りがふんわりと立ち上る。
よく混ぜていただく。いろいろな食材の味や食感が1つになって、なんとも言えぬおいしさだ。
一緒に出てくるワカメのスープも絶品。コクがあって非常においしい。
これで7,000wはお得な感じがする。もちろんおかずのお代わりも可。さらに、食後には(毎回ではないようだが)デザートのサービスも。この日はおいしいリンゴ。
そして、오미자차(オミジャチャ=五味子茶)も。甘酸っぱく、口の中がさっぱりする。
味・ボリューム・値段・サービス、どれも満足度が高い。大変おいしくいただいた。少し来ない間に新メニューもいろいろ出ていた。目を引いたのはオデンタン。次回いただいてみよう。
음식이야기
釜山市水営区南川洞6-15
(051) 628-5024
営業時間:11:30~23時(土・日は夜のみ営業)
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