秘伝のおでん
この日の昼食は、上司の提案で久しぶりの 「
명성횟집(ミョンソンフェッチプ)」 へ。メニューはいろいろあってどれもおいしいが、この日は特にお気に入りの 「오뎅백반(オデンペッパン)」(おでん定食・7,000w)を注文。カウンター脇の保温器の前には今日も女性店主が立ち、今は亡きご主人から受け継いだ “秘伝のおでん” の煮え具合などを管理している。
たっぷりのスープに具の数々。韓国でおでんといえば、魚肉の練り物そのもの、またはそれを長い串に刺して煮込んだ料理を指す。練り物は味や形のバリエーションが少なく、だいたいどれも似たような味だ。しかし、ここミョンソンフェッチプのおでんは具の種類が豊富。
練り物以外にも、卵、こんにゃく、昆布、タンミョン入り巾着、牛筋、タコ、豆腐・・・。カラシを添えた醤油ベースのタレが出てくるので、それをつけていただく。スープがまた絶妙のおいしさだ。
おでんの他にも、大根と魚の煮付けやナムル、チヂミ、カクトゥギなど数々のおかずが並ぶ。おでんだけでも充分おなかいっぱいになるが、目の前に並んでいると他のおかずにも箸が伸び、ついつい食べ過ぎてしまう。
명성횟집(ミョンソン/明成フェッチプ)
釜山市東区水晶2洞207-4
(新住所表記では、東区고관로128-1)
定休日:第1・3日曜日
(051) 468-8089
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