テアのドリーム号

dilbelau

2012年07月26日 09:22

先日、初めてドリーム号に乗った。今年2月に釜山-福岡間に就航した大亜(テア)高速海運の高速船だ。6月15日~7月19日まで、プロモーション価格の往復50,000w(1日30人限定・サーチャージ別途)で提供していたため、それを利用して。

同じく、釜山-福岡間には、未来(ミレ)高速のコビー号とJR九州高速船のビートル号が運航している。TMON(韓国の割引クーポン共同購入サイト )では、コビー号やビートル号も同じく往復50,000wくらいで売り出されていることもあるが、利用できる日にちが限定されている。その点、今回のドリーム号のプロモーションは、期間中なら往復とも自分の希望の日にちで予約することができ(運休日の水曜日以外)便利だった。

ただし、コビー号やビートル号は1日複数回往復しているのに対し、ドリーム号は1日1往復のみ(釜山発9:00、福岡発14:30)だ。



乗船・下船口は左右の前後にあり、港の接岸状況に応じて変えるようだ。この日乗船は右前から。



コビー・ビートルは定員が約220人であるのに対し、ドリーム号は300人。ひとまわり大きい。座席のヘッドレスト部分に大きく座席番号が書いてあるので、自分の座席を探しやすい。



コビー号やビートル号と同様、ドリーム号も2階にも座席があるが、今回は往復とも客を全員1階部分で収容し、2階席は使用されていなかった。



コビー号とビートル号は1階の前面には窓がないが、ドリーム号は1階の前面がガラス窓になっているので、前方がよく見える(▼)。



しかし、コビー号・ビートル号と違い、ドリーム号の座席はリクライニングができないため不便。そのせいか、座り心地もコビー号・ビートル号の方が良かった気がした。



こういう向かい合ったシートも(▼)。



コビー号もビートル号もドリーム号も、いずれもジェットフォイル船。コビー号とビートル号は時速約80kmで進み、釜山-福岡を2時間55分で結ぶ。一方、ドリーム号は時速約70kmで、所要時間は3時間15分。

揺れ具合はその日の波の状況にもよるので単純に比較はできないが、座席のリクライニングの有無や運航便数、所要時間を考えると総合的な軍配はコビー・ビートル号にあげたい。

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