ミシンの移動販売

韓国では、軽トラに商品を積んで移動販売するのをよく見かける。野菜や果物、ニンニク、魚介類、トーストなどの食品から、靴下や衣類などまで、その商品はさまざま。

この日見かけたのは、ミシンの修理・販売のトラック。人通りの多いアパート群内の片隅に車を停め、ミシンの見本を並べて客が来るのを待っている。





ミシンといえば、韓国語でも 「미싱（ミシン）」 と呼ばれる。ミシンを表す 「재봉틀（チェボントゥル）」 という韓国語もあるのだが、ミシンを売る店などでは 「미싱」 という表記しか見たことがない。（釜山だから??）

釜山鎮市場の近くには、ミシンの修理販売の店がずらりと並んでいる。ジャノメやブラザー、ジューキなど日本製もよく見かける。

ミシンを使える男性の数は日本より圧倒的に多いように感じる。洋服の袖や丈、ウェストのサイズなどを調整してくれる 「옷수선（服修繕）」 の店員さんも、おばさんの方が多いには多いが、おじさんがミシンを踏んでいる姿も時々見かける。洋服を仕立てるテーラーでも、同じく男性がミシンを使っているのは珍しくない。服のサイズ直しは、日本と比べてはるかに安いので助かる。技術も確かで仕上がりも早い。