ライオンズ国際大会

dilbelau

2012年05月13日 16:54

6月22~26日、釜山で 「第95回ライオンズクラブ国際大会」 が開催される。同大会には、120カ国約55,000人(うち外国人12,698人)が参加予定で、これまでに釜山で開かれた国際的な民間コンベンションの中では史上最大規模だそう。

日本からは約4,600人、台湾から約1,800人、アメリカと中国からはそれぞれ約1,000人が参加する。直接的な生産誘発効果は1,746億ウォン、就業誘発人員は4,288人と推算されている。

このように大規模な効果が見込まれることから、民間の行事であるにもかかわらず、釜山市も総力をあげて支援している。まず宿泊施設の対応として、7,500室を確保。市内の特級ホテルはもちろんのこと、慶州(キョンジュ)など近隣地域のホテルやモーテルなども押さえた。このため会議開催中、釜山や近辺の主要宿泊施設はすべて満室となっている。

また警察や関係機関と協力し、交通や輸送対策も行う。市内と金海(キメ)空港間には無料シャトルバス111台を運行、儀式用のリムジン20台やバン10台、障害者用車両10台なども投入する予定。

6月23日(土)に海雲台ヨット競技場周辺で行われる 「ライオンズ・パレード」 のための交通対策や、ライオンズ会員のための観光プログラムなども準備している。

ライオンズクラブ国際大会は、1917年アメリカ・ダラスで初めて開催されて以来、毎年、会員国家の主要都市を巡回しながら開催されている。韓国では1995年ソウルで開催されて以来、釜山は2番目となる。

昨年7月シアトルで開かれた 「第94回ライオンズクラブ国際大会」 で최중열(チェ・チュンヨル・左) 「第95回ライオンズクラブ国際大会」 準備委員長が、大会旗を引き継いでいるところ。(写真=釜山市提供▼、本文=釜山日報5月3日9面参考)




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