1950年代の国際市場 6
つづき
1951年6月、国際市場(▼)。避難民だけでなく釜山市民も、生きていくために商売をせざるを得ない時代だった。しかしきちんとした店を構えることもできず、他人の家の軒下に品物を並べて売らねばならなかった。家の壁に吊るしてある売り物の洋服にまじって、虎の皮がつりさげられているのが印象的。
1959年、南浦洞に現在もある 「서울깍두기(ソウルカクトゥギ)」 前(▼)。朝鮮戦争も休戦協定を結んで6年。人々の表情にも余裕が感じられる。
1959年の光復路(▼)。
1954年、国際市場の通り(▼)。
当時の状況や歴史的背景などの解説つきなので、非常に興味深く見ることができた。この 「광포동 연가(光浦洞 恋歌)」 展示は5月31日まで。
「40階段文化館」 を出てすぐ前のらせん階段を降り、振り返るとらせん階段の向こうにちょうど 「40階段文化館」が見えていた。
40階段文化館
釜山市中区東光キル49(旧住所=東光洞5街44-3)
(051) 600-4041, 4541
観覧時間:10~18時(土・日は17時まで)
休館日:月曜日、祝日
無料
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