今年の映画賞

dilbelau

2012年02月02日 09:06

1月31日、ソウルのプレスセンターで開かれた 「第3回 今年の映画賞 授賞式」 で、『도가니(トガニ)』 が最高作品賞に選ばれたそう。光州に実在する聴覚障害児のための特殊学校 「광주인화학교」(光州仁和学校) で2000~2005年まで、児童に対し常習的に行われていた虐待・性的暴力事件を扱った映画だ。原作は공지영(コン・ジヨン)氏という女性作家の同名長編小説。



監督賞は、観客745万人を動員した 『써니(Sunny)』 の강형철(カン・ヒョンチョル)監督。

助演賞は 『マイウェイ 12,000キロの真実』 に出演した김인권(キム・イングォン)氏、新人賞は 『파수꾼(パスクン=番人/見張り)』 で注目を集めた이제훈(イ・ジェフン)氏、また観客に発見の喜びを与えた監督や俳優に贈られる 「発見賞」 は、『완득이(ワンドゥギ)』 でワンドゥギを演じた유아인(ユ・アイン)氏が、それぞれ受賞したそう。

「今年の映画賞」 は、新聞・放送・ニューメディアなど41社、84人の映画記者が候補を推薦、投票するという形で受賞作や受賞者を決める。

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