釜山-金海軽電鉄 1
今年4月の開通予定から大幅に遅れ、釜山と金海を結ぶ金海軽電鉄が9月16日にようやく開通した。既存の電車の車体より軽量化をはかった軽電鉄は、全線で無人運転。
試運転の段階で発生したトラブルや騒音問題をクリアするための対策を講じていたら、半年近く開通が遅れてしまったというわけだ。
9月16日10時からの開通式に先立って、9日から16日までの1週間は誰でも無料試乗できるというので、チュソク当日の12日に早速夫と行ってみた。
まずは釜山側の起点である 「사상(沙上=ササン)」 駅へ。沙上駅へは地下鉄2号線を利用しても行けるが、この日は市内バス61番を利用。「沙上駅」 という停留所で下車すると、目の前には軽電鉄とKORAIL(韓国鉄道公社)の2つの 「沙上駅」 があった。
こちらがKORAILの 「沙上駅」 駅舎(▼)。
その目の前には軽電鉄の 「沙上駅」 の線路の端の部分(▼)。写真右手の緑っぽいフェンスが線路の端っこだ。高架の下や駅前は広い駐車場になっている。
軽電鉄の 「沙上駅」 駅舎(▼)。
写真左手に見えている階段・エスカレーターは地下鉄2号線への下り口で、右手にある階段・エスカレーターは軽電鉄への上り口(▼)。軽電鉄はここ沙上駅の他に、대저(大渚=テジョ)駅でも地下鉄(3号線)と連絡している。
券売機(▼)。料金は現金は大人1区間1,300w、2区間1,500w。交通カードを利用するといずれも100w割引。地下鉄やバスに比べると少し高めの設定だ。
自動改札(▼)。この日は無料試乗期間なのでドアは開放されたまま。
プラットホームは明るい雰囲気だ。安全性のため全駅にスクリーンドアが設置されている(▼)。また安全のためホームには係員が配置されていた。
つづく
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