'09.12.20(日)冬に冷やしそば
厳しい冷え込みが続いている。雪こそ降らないものの空気がキーンと凍っている感じ。
そんな寒い日 外出からの帰り道、夫のお気に入りの麺類専門店で昼食をとることにした。
席に着くとまず店員さんが、小ぶりのヤカンに入った温かいダシ汁を持ってきてくれる。韓国のおでんのダシ汁のような味で、日本人の口にもよく合う。
夫のおすすめは、「잔치국수(チャンチククス)」(3,000ウォン)。
칼국수(カルククス)の麺とは違い、細めの麺。日本のひやむぎぐらいの太さだろうか。
刻んだ油揚げや野菜・のり・コチュジャンなどがトッピングされている。細めの麺ながらコシがあっておいしい。3,000ウォンが「並」で、3,500ウォンで 「大盛り」 にしてくれる。
以前夫がこの店に来たとき、店員さんから 「모밀(메밀)구수もなかなかおいしいですよ」 とすすめられていたそうなので、私はそれを。
「모밀(메밀)」 は 「そば」、「구수」 は 「麺」 なので、つまり ”おそば” だ。(4,500ウォン)
おいしそう!!・・・なのだが、ちょっと失敗。
このおそば、冷たいのだ。
スープも冷たいし、具もレタスやキュウリだし、これは本当は夏に食べるものなのだろう・・・。
(トッピングされている白いものは、山芋のスライス)
店内は窓ガラスが曇るぐらいしっかり暖房してくれていたので、寒くて食べられないということはなかったが、やはり夏に食べる方がよりおいしくいただけるだろう。
でも麺も日本のそばよりコシがあり、なかなかおいしかった。「これを入れてどうぞ」 と大根おろしとわさびもついてくる。
これらの他にも、「회국수」(刺身をトッピングした麺)、「비빔국수」(辛いタレをからめて食べる汁なしの麺)、「굴떡국」(牡蠣やおもちの入ったスープ)などメニューは多彩。客も続々と入ってくる。
店の看板に、「釜山名物 南浦洞 50年伝統」 と書いてあるので、もともと南浦洞で1号店がオープンしたのだろうか。
할매집 회국수(南川店)
釜山市水営区南川洞31-6番地
(051) 612-6000
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