'09.11.24(火)シワも取ってシミも取って歯も白く
先日、Sオンニが韓服を貸してくださったとき、せっかくだからと記念に写真館で撮ってもらった写真が出来上がってきた。
2~3ポーズとった中から、一番いいのを選んで仕上げてくださっている。フレーム入り1枚と、もう少し小さいサイズの写真を2枚。
あらためて写真を撮ると言われるとどうしても硬い表情になってしまう夫も、なかなか自然な笑顔で写っており、いい雰囲気の写真に出来上がったと気に入っている。
しかし、やはりここは韓国。
2人とも、シワやシミはかなり取り去り(顔だけでなく首も)、よく見ると私の歯も実際より白いような気がするし、肌も実物より色白になっているような気もする。
韓国では、こういった記念写真や証明写真でさえも(!!)、撮影した ”ありのままの姿” で現像することは、まずない。
シワやシミを(コンピューター技術で)取り去ることは、いわば ”基本中の基本サービス”。
こちらが頼まなくても、勝手に(?)してくれる。
それをしてくれないと、何故してくれないのだと文句を言う韓国人もいると聞いたことがある。
そしてさらには、客の注文に応じてホクロを取ったり、顔を少し小顔にしたり、小鼻を小さくして鼻を高くしたり、目をパッチリ大きくしたりと、かなりのリクエストに応えて修正してくれるのだそうだ。
実物と写真とでは、誰が見ても明らかに違う、というケースも多い。実際、夫が以前 「証明写真を」 と言って撮ってもらった写真など、どうみても20代の若者。私よりはるかに若く見える仕上がりになっ(てしまっ)た。
そんなに実物と違う写真が、証明写真としてどこまで通用するのかはなはだ疑問だが、もしあれがパスポート用の写真にも通用してしまうなら、ちょっと・・・というほどだ。
こういう ”修正事情” も韓国らしいと言えばらしいので、あえて 「修正はしないでください」 とは言わず、修正された写真そのものが韓国の思い出になると考えることにして・・・。
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