Busan nikki 1 (2008～2013)

つづき

女子ダブルス1回戦では石川佳純選手/森薗美咲選手組（▼）がマカオの選手を下した。世界ランキング11位の石川選手は、写真パネルが会場ロビーに張られていたが、写真で見るよりシャープで華奢な印象だった。




同じくダブルス1回戦の福原愛選手/松澤茉里奈選手組（▼）も、スリランカの選手を下した。


福原選手はふっくらした丸顔というイメージがあったが、実際には違った。テレビ画面を通すと横に膨張して見えるというのは本当のようだ。サーブを受けるとき、卓球台の上に覆いかぶさるような姿勢で構えていたのが印象的だった。



おなじみの 「サーッ!!」 が聞けるかと思っていたが、この試合では聞けなかった。いつでも言うわけではないのだなと。


この試合の後、私たちは会場を後にしたが、石川/森薗組も福原/松澤組もベスト8まで勝ち進んだ。翌日の準々決勝で、いずれも中国に惜しくも敗れた。

今回の大会も卓球強国・中国が席捲した。男子シングル・ダブルス・団体、女子シングル・ダブルス・団体の6種目で優勝し、圧倒的な強さを見せつけた。

日本は男子団体（水谷隼、丹羽孝希、松平健太、岸川聖也、張一博）2位、女子団体（石川佳純、福原愛、平野早矢香、森薗美咲、松澤茉里奈）3位、男子シングル松平健太3位、男子ダブルス松平健太/丹羽孝希3位、混合ダブルス丹羽孝希/平野早矢香2位、という結果だった。

一流選手の競技を間近で見られて、いい体験ができた。