2013年07月09日

茶文化祭りの始まり、始まり 2

つづき

大覚寺でしばらく休ませてもらい、そろそろ 「茶文化祭り」 が始まる時間になったので、会場の三叉路に向かった。新聞には13時からと書いてあったが、こういうイベントなどでは予定が遅れることも多いので、まだ始まってないだろうなと話しながら向かったが、やはりまだだった。

というより、会場でもらったパンフレットによると13時ではなく13時30分からと書いてあった。新聞に書かれていることが実際とは違うということも、多いとまでは言わないが、まあある。

特設ステージ前に椅子が用意されていたので座ってしばらく待っていると、やがて祭りが始まった。茶文化祭りは今年で2回目。今年のテーマは 「茶により和合と幸福を」 だそう。まずは「풍류도예술단」(プンニュド芸術団)によるサムルノリのパレードから。とても楽しそうに演奏するので、見ている方も楽しくなってくる。

茶文化祭りの始まり、始まり 2

茶文化祭りの始まり、始まり 2

茶文化祭りの始まり、始まり 2

続いて 「죽로다문화회」(チュンノ茶文化会)の茶人による 「祈願茶礼」(▼)。

茶文化祭りの始まり、始まり 2

ステージ脇の女性は、茶礼の間中、「世界が平和でありますように」 や 「どの家庭も幸せでありますように」 などの願いを、独特の節回しをつけてゆっくりした口調で話していた。そういう祈願を込めての茶礼ということのようだ。

韓国にも、日本と同じく茶筅でお抹茶を点てる茶道もあるが、この日の 「祈願茶礼」 は急須を使ってお茶を淹れるお点前だった。

15人くらいの茶人がステージの上で同時にお点前を披露する。各自の右前に、お道具を並べたお膳が置いてあり、まずその上にかぶせてあった布をはずすところから始まった(▼)。

茶文化祭りの始まり、始まり 2

次に自分の正面に、筒状に巻いてあった布のようなものを敷き広げる(▼)。その上でお点前する。

茶文化祭りの始まり、始まり 2

お茶碗を湯で温めたり、お茶巾で清めたりするところは日本の茶道とよく似ている。

茶文化祭りの始まり、始まり 2

つづく


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