本場仕込みのぶっかけうどん

dilbelau

2013年08月16日 08:23

先の週末、昼食を食べようと、夫と久しぶりに家の近くにある讃岐うどん専門店 「武田家」 へ行った。香川県のうどん屋 「小縣家(おがたや)」 で3年間修業してきた店主ミンさんが腕をふるう店だ。


2010年のオープン以来、そろそろまる3年になる。新聞やテレビでも取り上げられ、以前から多くの客で賑う人気店ではあったが、この日は空席待ちの列までできていた。


テーブル席は満席だったので私たちはカウンター席に座った。私は好物のぶっかけうどんに天ぷらがのった 「天ぶっかけうどん」(8,000w)を、夫は新メニューの 「冷やしうどん」(6,000w)を注文した。

メニューはほかに、 武田うどん(温・6,000w)、ぶっかけうどん(5,000w)、ざるうどん(6,000w)、トンカツ(8,000w)など。客の反応を見ながら、適宜、変更しているようだ。

店内は活気あふれている。店員さんも増えた気がする。また以前は厨房内で主に製麺などを担当されていたミンさんが適宜、店内を見回って、お客さんの様子に気を配っていた。客の年齢層は子どもから高齢者までさまざま。主に地元の家族連れ客が多いようだ。

注文を受けてから茹で上げるので料理が出てくるまで少し待つが、待ち時間のワクワク感も料理の味わいの一部だろう。

天ぶっかけうどん(▼)。器も変わってイメージ一新だ。天ぷらはぷりぷりのエビ2匹とサツマイモ、カボチャ。どれも揚げたてでおいしい。以前は同じ値段で小さなおにぎりやミニ稲荷寿司がついていたが、今はついていない。


このツヤツヤ感(▼)。私好みのコシのあるおいしい麺だ。食欲が落ちる夏でもあっさりとおいしくいただける。


新メニューの冷やしうどん(▼)。スープは少し甘め。


ふと窓の外の小さなのぼりに目がとまった。「수타우동」 と書いてある。発音すると 「スタウドン」。一瞬、「スターのようなうどん」 かと思ったが、何かおかしい。よく考えたら 「手打(スタ)うどん」 のことだった。

レジの近くには、ミンさんが小縣家で修業していた時代の写真パネルが飾ってあった。


武田家(다케다야)
釜山市水営区南川洞3-58 2階
(051) 611-5711
営業時間:11:30~15:00、17:00~22:00(土・日・祝は11:30~22:00)
定休日:月曜日

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