パパ~行かないで~ 3

dilbelau

2013年02月08日 08:57

つづき

会場では外国人の参加者の姿も目立った。そして同じく目立っていたのが、立派な望遠レンズつきのカメラを手にした市民カメラマンの姿。この水泳大会に限らず、釜山で開かれる数々の祭り・イベント会場では、高級そうなカメラを持って撮影に訪れる人の姿をたくさん見かける。



この日も、カメラを向けられた外国人参加者が笑顔でポーズをとっている場面をよく見かけた。1人が撮影を始めると、周囲から同じような市民カメラマンがどっと集まってきて、あっという間にモデルが取り囲まれていた。

この親子(▼)は市民カメラマンにモデルを頼まれていたわけではなく、男性の奥さんが撮っていたのを私も横から失礼して撮らせてもらったのだが、この男の子が非常にかわいらしかった。顔もかわいらしいのだが、お父さんが海に入っていこうとすると、何を思うのか激しく泣いて行かないでくれと訴えるのだ。その様子が非常にキュートだった。



お父さんは男の子に、「お父さん、ちょっと遊んでくるだけだよ。すぐ戻ってくるから、お母さんとおばあちゃんと待っててね」 などと説明してなだめるのだが、お父さんから引き離されると涙をポロポロ流しながら抵抗する。お母さんに抱っこされても 「アッパー(お父さん)、アッパー」 と実に切なそうに泣いて、お父さんの方へと手を伸ばす。必死で泣いている本人には悪いが、私を含めてその様子を見ていた周りの人々にとってはとてもほほえましい一場面だった。

じゃんけん大会が終わったステージでは、来賓の紹介・挨拶や準備体操が行われていた。沖には万一の場合に備えて海洋警察の船が多数、待機していた(▼)。





司会者の合図で海に飛び込むのだが、中には待ちきれず海に入る人も。波打ち際で待っていた私の周りでも、「早く入ろうぜ」 という声が多く聞かれた。イベント前の挨拶はとかく長く感じるものだ。



沖に向かって泳いでいる人が持っている大きな袋の中には、カラーボールが入っている。参加者が海に入る前に、なるべく沖の方にこのカラーボールをまいておき、ボールをつかまえた参加者に景品をプレゼントするという趣向らしい。





つづく

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