イ・ビョンホンとアン・ソンギ、アジア初の・・・

dilbelau

2012年04月30日 13:34

アン・ソンギとイ・ビョンホンが、アジアの俳優としては初めてハリウッドにハンドプリンティングを残すことになったそうだ。(釜山日報4月26日21面より)。
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「충무로의 맏형(忠武路の長兄)(*)」 と称される안성기(アン・ソンギ)と、トップスター・이병헌(イ・ビョンホン)が、ハリウッドにハンドプリンティングを残すことになった。これまで、アジアの人物としてハリウッドにハンドプリンティングを残したのは、香港の映画監督・吳宇森1人だけで、アン・ソンギとイ・ビョンホンはアジアの俳優としては初めてとなる。

両俳優は今年の6月23~24日、「コリアン・フィルム・フェスティバル」 に参加し、ハンドプリンティングで有名なグローマンズ・チャイニーズ・シアターを訪問する予定。同シアターは1927年に建てられ、チャーリー・チャップリンやマリリン・モンロー、ハリソン・フォードなど世界的に有名な俳優のハンドプリンティングが残されている。ハンドプリンティングは1927年に始まり、これまで268人の有名俳優・監督・製作者らが残している。

ハンドプリンティングのイベントを主催するルック・イーストは 「イ・ビョンホンは映画 『달콤한 인생(甘い人生)』 や 『좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈(良い奴、悪い奴、変な奴)』 での演技力が世界的に認められた俳優で、ハリウッド映画 『G.I. Joe』 シリーズでもアジアで最も影響力のある俳優として注目されている」 と、今回彼が選ばれた理由を説明する。

アン・ソンギを選定した理由として、同じくルーク・イーストは 「アン・ソンギは韓国で最も尊敬されている俳優で、今年はじめに封切られた映画 『부러진 화살(折れた矢)』 で、国民的俳優としての健在ぶりを示した」 と述べる。



(*)ソウルの忠武路(チュンムロ)周辺には映画会社の本社や映画館も多く集まり、1970~80年頃には映画の町として知られるようになった。映画会社は移転により少なくなったが、現在でも 「忠武路」 は韓国映画界の代名詞となっている。

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