2012年の四字熟語

dilbelau

2012年01月02日 21:08

韓国では毎年年末になると、大学教授らが、その1年を振り返っての四字成語を選定する。2011年の四字成語として選ばれたのは 「엄이도종(掩耳盜鐘)」 だった。

同じく、2012年の1年間に対する希望を込めた四字成語として選ばれたのは 「파사현정(破邪顯正)」。もとは仏教から出た言葉で 「誤った見解を打ち破り、正しい見解を打ち出す」 という意味だそう。



(▲)書家최희근(チェ・ヒグン)氏の書。韓国書家協会HPより

昨年、全国の大学教授281人を対象に行ったアンケートの結果、新年の四字成語として全体の32.4%がこの 「파사현정(破邪顯正)」 を選んだと、교수신문(教授新聞)が発表した。

この四字成語を推薦した호서(湖西)大学の김교빈(キム・キョビン)教授は「嘘や貪欲な欲望、不義などがあふれるこの社会を、きちんと正そうという強い気持ちが込められている。今年、特に総選挙においてあらゆる無道を退け、正しいことをまっすぐに行うという希望を込めた」 と述べた。

「파사현정(破邪顯正)」 に続いて選んだ人が多かったのは、「生命を生きる喜び」 という意味の 「생생지락(生生之樂)」(27.0%)だった。

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