東莱の日式専門店 1

dilbelau

2011年11月05日 21:19

동래(東莱=トンネ)にある日本式料理専門店でおいしいサワラ料理をいただけると、先日ある記事(釜山日報別紙 「Week & Joy」)で紹介されていた。実においしそうな写真にひかれ、夫と行ってみた。店の名前は「일신초밥(イルシン(日新)チョパプ)」。東莱メガマートの裏手にある。客席が2~4階まである大きな店だ。



日本式料理専門店というだけあって、寿司や刺身、天ぷらなどのメニューが並ぶ。コース料理も予算に応じて数種類あり、各種宴会や家族の集まりにも利用する人が多いようだ。この日も個室では団体客でうまっており、時折歌声や拍手などが聞こえてきていた。

店内には五月人形や松の木など、日本的な飾りもところどころに配されている。店の中央には日本の寿司屋のようなカウンターがあり、板前さんたちがてきぱきと立ち働いていた。





記事によるとこの店の焼きサワラには3種類あるとのこと。塩焼き、醤油ヤンニョム(タレ)焼き、コチュジャンヤンニョム焼きだ(塩焼きは10,000w、他の2種類は12,000w)。私たちは、塩焼きと醤油ベースのヤンニョム焼きを1つずつ注文してみた。

メインのサワラが出てくる前に、さまざまな前菜が出てくる。野菜サラダ、えのきだけの和え物、チヂミ、ホタテの天ぷら、刺身盛り合わせなど、想像以上の品数だ。

手前の小皿2つは、刺身や焼き魚をつけて食べるためのもの。右側の赤いタレが초장(チョジャン)。コチュジャンと酢を混ぜたものだ。左側の小皿は醤油用(▼)。



チヂミは青唐辛子のスライスが混ぜ込んであり、けっこうピリ辛(▼)。



手前の皿は、カレイだろうか硬めの身の魚をコチュジャンで和えてある(▼)。奥はホタテの天ぷら。おいしい。



中央の刺身の他に、イカとホヤの刺身も(▼)。手前の小皿左に入っている塩入りごま油に刺身をつけ、小皿右の海苔で包んでいただくのが韓国スタイルだ。



生の白菜とニンニクの茎(▼)。刺身類を包んで食べてもよし、味噌をつけて食べてもよし。



これらを食べ終わるころにタイミングよく、調理したてのサワラとご飯・お味噌汁、小皿のおかずが運ばれてくる。

つづく

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