やっぱりこの味!! 安東チムタッ
先日、夫と例の 「
サンマの店」 に向かった。ブログをさかのぼってみると、最後にこの店で食べたのは今年の6月。その後、夏に日本に一時帰国しており、釜山に戻ってきて久しぶりに行ったら、営業しているはずの土曜日なのに門が閉まっていた。
その後行ったときにはチュソク(旧暦のお盆)のためお休み。その後も再度土曜日に行ってみたのだが、門が閉まっていた。・・・と、空振り三振だったので、今日こそはと行ってみたのだが、なんと・・・
食堂兼住居の建物ごときれいに取り壊され、新しい建物を建てるべく基礎工事が行われているところだった。
単に建て直してまた同じ場所で食堂を再開するのか、または店・住居ごと移転してしまったのかは不明。建物ができてみないと分からない。夫も私もとても気に入っていたのに・・・残念だ。
仕方がない。ならば、「サンマの店」 のすぐ近くにある安東チムタッの店で食べましょう・・・と思ったら、なんといつもは週末も開いているその店までもシャッターが下りている。不定休なので、ごくまれにこういうことがある。
では、その近くに新しくできたとんかつ屋に行ってみようか、はたまたお気に入りだったカフェ 「나무(ナム)」 の後にできたフランス料理店に行ってみようかと、立ち止まって迷っていると、そこにちょうど安東チムタッの店のご夫婦が 「何してるの?」 と言いながら通りかかった。
「店に来たら閉まってたから・・・」 と言うと、「ちょっと出かけててね・・・」 と言いながらシャッターを上げて店(兼住居)に入っていかれる。もしや今から店を開けるのかと確認したらそうだと。ちょうどよかった。
お気に入りの찜닭정식(チムタッ定食=7,000w)を注文。お馴染みのおかずの数々(▼)。特にチヂミは縁のこんがりいい色に焼けた部分が、サクサクして香ばしくとてもおいしい。
熱々のチゲ(▼)。
そして主役のチムタッ(▼)。安東チムタッはもともと辛い料理なので、辛さ控えめにと注文時に頼めば辛さを調節してくれる。甘辛いタレが実においしく、ご飯がどんどん進む。
鶏肉は適度な弾力と軟らかさがあり、またジャガイモのデンプンで作った麺はコシがありとてもおいしい。野菜や餅も入っている。
この日もおなかいっぱい、大満足。食べ終わっても 「ゆっくりしてってねー」 と気さくに声をかけてくれるおばさんは、私たちが店を出るときも玄関で笑顔で見送ってくれた。ご馳走さまでした。
수라찜닭 (安東찜닭専門店)
釜山市水営区南川1洞 30-24番地
(051) 632-4443
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