ベジタリアンビュッフェ

dilbelau

2011年10月01日 21:12

以前、知人に教えてもらったベジタリアンビュッフェ。早速夫と行ってみたのだが、あいにく日曜日は定休日とのことで入れなかった。ならばと先日、今度は土曜日にリベンジ戦に挑んだ。

西面・영광도서(ヨングァン図書)の建物の、ちょうど裏手にあるビルの2階に位置する 「웰빙남새뷔페(ウェルビーンナムセビュッフェ)」 という店だ。「남새(ナムセ)」 は野菜という意味の韓国語。

店名の通り、肉や魚は一切使わず、野菜やきのこ・海藻類などが中心のベジタリアンメニューが並ぶビュッフェ。1人13,000wだ。店は建物の2階にあるので、外から見ると店の広さがよく分からなかったが、店内に入ってみるとかなり広いので驚いた。全席テーブルで、相当な座席数があるようだ。

店内に入っても、店員さんがこちらの人数を確認するわけでも、席へ案内してくれるわけでもない。自由に好きな席について、好きなものを好きなだけお召し上がりくださいということだ。料金は後払い。客のほとんどが40~60代ぐらいの女性。数人ずつのグループで来ている人が多く、わきあいあいと食事をしている。

ずらりと並ぶ料理の数々。



一見肉のように見える料理も、豆などを利用して作られている。鶏団子風に仕上げてある콩치킨(豆チキン)(▼)。



こちらも豆が原料の 「プルコギ」(▼)。湯葉のような食感がある。



春雨のように見えるのはこんにゃく(▼)。昆布と一緒にしょうゆ味で煮つけてある。その向こうに見えるピンク色のものは果物ゼリー。



乾燥イチジクを使った一品(▼)。優しい甘さだ。



日本では 「シャボンアロエ」 とも呼ばれる 「アロエ・サポナリア」(▼)。お箸でつまむと糸を引き粘り気があるのが分かる。特に味はないが食感が楽しい。そばに置いてあったゴマ塩をつけていただく。



お粥やスープ類も豊富(▼)。



いろいろなものを少しずつ。スープは濃厚なわかめスープ(▼)。使った食器類はすべてセルフサービスで、カウンターに持っていく。



この店の料理の特徴は、人工調味料を一切使わず食材は土地のものにこだわっていること。また野菜は有機農または低農薬のもの、塩は天然塩を使うなどのこだわりを持って調理しているのだそうだ。



肉類を使わないということ以外にも、身体にいい料理を提供するという信念があるようだ。肉を使っていなくても満足できるよう、味や食感も工夫してある。

また、入り口付近のスペースでは、健康食品の販売も行っている。店の名刺に書かれてある代表者の肩書きは、「東亜大学 代替医学 最高専門家課程 外来教授」と書かれている。「代替医学(医療)」 とは、通常医療の代わりに用いられる医療のことを指す言葉。病院に行って治療を受けるのではなく、食事を通して健康になりましょうという考えがこの店のポリシーだ。



웰빙남새뷔페
釜山市釜山鎮区釜田洞397ー44
(051) 818-9289
営業時間:12:00~15:00、17:30~21:30
定休日:日曜日
http://www.xn--q20bv3w1icps2a.kr/

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