'10.3.19(金)深夜食堂
先日バスに乗っていたときのこと。ちょうど斜め前に座っている若い女性が、流行のi-phoneだろうか、大きめの携帯電話のようなものでテレビか映画を観ていた。それ自体は特に珍しくもないのだが、やがてエンドロールが始まったとき画面に出てきた文字が、ハングルではない。席が離れているので定かではないが、どうも日本語のように見える。
それまでは特に気にしていなかったのに、日本のドラマかもしれないと思うと、何のドラマだろうかと気になってくる。何か手がかりとなるものはないだろうかと、さりげなく目を凝らしていると ”もしや・・・” と思う場面が。
さらに場面が変わって ”もしや” が ”やっぱり” に変わった。
小学館刊・安倍夜郎原作の 『深夜食堂』 だ。
青い上っ張りを着た、あの小林薫の姿が画面に映っている。
女性はイヤホンをつけて見ているので音声は聞こえてこないが、小林薫の 「あいよ」 という声が聞こえてきそうである。よくは見えないが、画面下には韓国語であろうと思われる字幕が。
以前書店で、韓国語に翻訳された漫画の 『深夜食堂』 が売られているのを見かけたことがある。日本でも、その題名の通り各局放送時間が深夜で、「月9」 などのいわば花形ドラマとは一味違う一話30分の短いドラマだったが、いったん見始めると次も次もと見たくなるような、味のあるドラマだった。
韓国でもその魅力にはまっている人がいるのを見かけ、私もまた見たくなった。続編できないかなー・・・。
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