'10.3.14(日)くまのハンバーグ

dilbelau

2010年03月14日 09:25

日本人のご主人・木村誠さんと、韓国人の奥様정정운さんが経営されるレストラン 「アルプス」。キーマカレーやハンバーグ、メンチカツなど店のメニューは全て、日本人である木村さんが作られる日本式レストランとして、今年1月に韓国のテレビ番組に紹介された。

そのとき、同じく日本式レストランとしてもう1軒紹介されていたのが、こちら(↓↓)。



同じ番組内で 「アルプス」 と並んで紹介されていたのだから、きっとこちらの店もおいしいはず。映像で見てもおいしそう。こちらにも、いつか行ってみたいねと夫と話していた。

しかし韓国のテレビ番組では何故か、店の名前は紹介しないことが多い。映像でも店の名前の部分はモザイクで隠し、店名の頭文字(それも子音だけ)と、大まかな住所(〇〇洞)だけしか流さない。手がかりは、”「부전동(釜田洞)」 にある 「ㅋ」 という子音で始まる日本式ハンバーグの店” ということだけ。

それだけの情報でも、検索すれば何か出てくるだろうと思ったら、あった、あった。すぐに見つかった。
西面にある 「くまのハンバーグ(쿠마노함바그)」 という店のことだった。

ようやく太陽が顔を出し寒さもゆるんだ昨日、夫と行ってみた。

黄色い外壁、「くまのハンバーグ」 と日本語で書かれた店名、クマのイラスト。西面の繁華街の中にあっても、よく目立つ店だ。



一歩店内に入ると、店員さんが 「いらっしゃいませ~!」 と元気よく日本語で迎えてくれる。また、入り口を入ってすぐのところでは、「くまのハンバーグ」 だけあって、大きなクマのぬいぐるみがお出迎え。



この日は他に用事があって店に入ったのはすでに14時前だったが、そんな時間でも店内は満席。こちらで少しお待ちくださいと、メニューを渡される。メニューには写真入りで、おいしそうなハンバーグが並んでいる。メニューにも日本語が書かれているし、店内に流れている音楽も日本の歌謡曲だ。



マガジンラックには、「non-no」 や 「ViVi」 、ケンタロウの料理本など日本の雑誌や本も置いてある。いろいろなところで日本にこだわっている店のようだ。



店内は若い人たちでいっぱい。男女2人組の客も多く、最近流行りのデートコースの一つといった感じだろうか。



テーブル席以外に、厨房に面したカウンター席もいくつかある。カウンターの向こうには、背中に 「くまのハンバーグ」 と書かれたお揃いの黒いTシャツを着た店員たちが、忙しそうに注文の品を調理しているのが見える。



天井からは、客が書いたメッセージの紙をインテリアの一部のように吊るしてある。



さて、メニューを見ながら待っているとほどなく席が空いた。

つづく

関連記事