'09.6.1(月)手をつなぐのね…
毎週月曜日に参加している、鄭戊錬先生の勉強会へ向かおうと歩いていると、参加者の1人である韓国人の友人Hさんと偶然行き合った。
「あ、Hさ~ん」
『あら、〇〇さ~ん』 と、勉強会の教室へ一緒に並んで歩き始めた。
と、その時。
さりげなく、実に自然に、そうすることが当たり前であるかのように、Hさんが手をつないでこられた。
「…!!!」
韓国では女性同士でも、歩きながら手をつないだり腕を組んだりするのは当たり前。ごく一般的。
時には男性同士でもそういう姿を見かけることがある。
日本人にとっては一般的に、同性同士が手をつないだり腕を組んだりするのは抵抗があるものなので、日本人が韓国人のそういう姿を目にすると、慣れないうちは戸惑うことが多い。
だが逆に、韓国人の目からすると、手をつないだりせずに歩く日本人は冷たいと感じるのだそうだ。
しかし偶然かどうか、私の韓国人の友人の中で、一緒に歩くときに手をつないできたり腕を組んできたりする人は、このHさんぐらい。
それも毎回ではなく、たまに。
なので、そうされることに私は一向に慣れず、また腕を組まれたことは何回かあっても、手をつながれたのは今日が初めてだったので、内心かなり動揺した…。
「H サント テヲ ツナイデイル…」
習慣が違うだけなのだから、あからさまにイヤそうな態度をするのも失礼かと思い、なんともないようにそのまま(手をつないだまま)会場まで歩いていったが、会場に着いたときには正直ホッとした。(^^;
(私はなんともないように歩いたつもりだったが、もしかしたらぎこちない歩き方になっていたかもしれない…。)
同性同士で手をつないで歩く。腕を組んで歩く。
そういう習慣がある国で育ったか、ない国で育ったか、これはかなり大きな差だと思う。
私は他の面では、習慣や文化の差に比較的すぐ慣れた方だと思うが、この習慣だけはたとえ何年ここに住んでも慣れるということはないような気がする…。
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タチアオイの花粉まみれになっているミツバチ。
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