コリ原発1号機 3

dilbelau

2012年06月24日 20:59

つづき

国道31号線から民家の路地を抜けて海の方へ歩くと、ほどなく細い道に行き当たる。海岸沿いの월내해안길(月内海岸道)だ。すぐ向こうには、噂の고리(古里=コリ)原発が見えている(▼)。1番右が、停電事故(今年2月9日)が起きたにもかかわらず、それが隠ぺいされていたという1号機。



もしコリ原発で福島のような事故が起こったら、今私の目に見えているこののどかな海沿いの風景は一瞬で死の世界になる。2007年に30年間の運転寿命を終え、2008年から延長運転に入っているコリ1号機の安全性については、IAEA(国際原子力機構)の調査団が安全点検を実施し、6月11日に安全面で問題はないと発表したばかり。再稼働するかどうか注目されているところだ。



月内海岸道(▼)。



腰の曲がったおばあさんが、畑の雑草を抜いていた。



テトラポットから釣り糸を垂らすおじさん。





岩場にもたくさんの釣り人がいた。





遠くに原発を見ながら、この平和でのどかな風景がいつまでも続きますようにと願った。



つづく

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