チベット仏教寺院 2
つづき
正面向かって右側の壁には見事な탱화(仏画)(▼)。
中央の釈迦牟尼仏(▼)をはじめ、ナーランダの仏や菩薩、大士などの姿が描かれている。
文殊菩薩(▼)。近くで見ると、絵の具で描かれた絵ではなく、布を縫い付けて絵を描いているのが分かる。実に精巧だ。
正面の仏像の右側に整然と保管されているのは経典(▼)。
お経が書かれた細長い紙は木製の板にはさまれ、全体を布で包んで紐で結わいている。お経は全てチベット語で書かれている。
また正面の仏像の向かって左側には、金色に輝くたくさんのタラ菩薩が安置されている(▼)。左側の壁にかかっているのは時輪曼荼羅(カーラチャクラマンダラ)。時輪経典の世界を現す曼荼羅としてダライ・ラマが設計したものだそう。
つづく
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