花火大会の前の様子
チェ・ジウ氏の写真展(10月21~28日)での舞台挨拶が終わり、会場を後にした私。家に帰る途中、いつものバス停より少し手前で降りて、広安里ビーチに寄ってみることにした。
この日(21日)花火大会のイベントの一つとして、19時からビーチの特設ステージで韓流コンサートが行われる予定だったのだ。出演予定はスーパージュニアK.R.Y、シャイニー、SGウォノビー、2AM、BOA、ソン・ホヨン、チェヨン、ファンヒ、TRAXなど多数。700席の座席を用意していると聞いた。
夫も先日、日課のジョギングでビーチを走ったとき、たくさん椅子が並べられていたと話していたのだが、これがその700席規模の座席(▼)。
少しの乱れもなく見事に整然と並べられた椅子。700席ともなると壮観だ。
そして、この席から少し離れたビーチ上には列が出来始めていた。尋ねてみたわけではないが、状況から見ておそらくこの席に座るための順番待ちの列だろう。コンサート開始は19時。この時まだ15時過ぎ。しかも雨までぱらついてきていた。
この(▲)列は、私がちょっと違う方向を見ている間にもみるみる伸びて、ほんの10分ぐらいの間にこの状態に(▼)。
それにしても、天気予報で雨が降るとも言っていなかったようなのに、雨合羽を着ている人が多い。準備がいいなーと思ったら、「비옷~!! (ピオッ=雨着)」 と言いながら雨合羽を売って歩いているおじさんが数人。なるほど。
韓流コンサート用の700席の椅子とは別に、ビーチの中ほどにはたくさんの椅子が並べられているところだった。いずれも海の方に向けて並べられている。これが話に聞く、招待客用の花火観覧席だ(▼)。
例えば日本からツアーで花火を見に来た場合、旅行会社との契約で(?)この観覧席で花火を見ることができるのだそうだ。観覧席へは、入り口で入場許可のようなものを提示しなければ、入れないようになっているのだそうだ。
また、すごい数の人が訪れるので、毎年問題になるのがトイレ。特に女性トイレはかなり混雑する。このような簡易トイレ(▼)をいくつか設置するだけでなく、ビーチ沿いの飲食店や各種店舗の中には、花火の見学客のためにトイレを開放するところもある(▼)。
そしてトイレ以上に毎年問題になるのは、見物客が残していく大量のゴミ。花火が始まるのを待つ間、ビーチで飲んだり食べたりする人が多い。そのとき出たゴミを持ち帰ったりゴミ箱に捨てたりせずに、そのまま放置したり道路にポイ捨てしたりする人が非常に多い。
美しい花火の後に残されるのが大量のゴミだというのは、悲しい現実だ。
昨年も、花火大会の後にボランティアがゴミ拾いをしていたが、願わくばそういうことをしなくてもいいように、一人一人がもっとゴミに対する意識を高めてほしいと思う。
洋上から花火を打ち上げるためのバージ船(▼)も何隻か準備されている。
またビーチ沿いの道路脇では、すでに屋台の準備。
お酒のつまみによさそうなメニューが多い。
豚の丸焼き(▼)。くるくると心棒が回っている。
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