'09.3.28(土)桜祭り 慶和駅にて
昨日3月27日から4月5日まで、鎮海の 「軍港祭り」 が開催されている。鎮海は桜がたくさんあることでも有名で、別名 「桜祭り」 とも呼ばれている。
「釜山韓日文化交流協会」 という団体が主催して、大型バスでその 「軍港祭り」 を見物に行くというツアーがあり、夫と参加した。他にも日本人友人数人や韓国人スタッフ・ボランティアを含め、総勢20名ぐらいの一行となった。
同協会が用意してくれたパンと飲み物をいただきながら、バスは一路鎮海へ。鎮海は釜山から西へ1時間ほどのところにある。
まずバスを停めたのは、KORAIL(韓国のJR)の 「경화 (慶和)駅」。
同協会のスタッフの説明によると、この 「慶和」 駅、駅としてはすでに使われなくなったそうなのだが、この 「軍港祭り」 の期間だけ臨時列車が運行されるのだそう。
線路沿いにずっと桜並木が続いていることからも、観光客がたくさん来ている。ちょうど私たちが到着したときには、あと10分ほどでその臨時列車が来るということで、その列車の姿をカメラにおさめようと待っている人たちもたくさんいた。
列車の到着時間が近づくと、プラットフォームに上がってくださいというアナウンスが流れるのだが、それまでは皆のどかに線路上に降り、まっすぐ続く線路と桜の木の風景を楽しんでいる。プラットフォームが大変低いので、いとも簡単に線路に降りられる。
残念ながらここの桜並木はまだ1~2分咲きといったところ。これらが満開の頃はいかに見事だろうかと思う。それでものどかな山々を背景にしたこの景色は、なかなか雰囲気がある。
やがていよいよ列車が来るということで、私たちもプラットフォームに上がる。
いよいよゆっくりと臨時列車が近づいてくる。
「桜祭り シャトル列車」
鎮海と昌原を往復している臨時シャトル列車のようだ。
シャトル列車の一部車両は、「ミニミニカフェ」 として、軽い飲食ができるコーナーもあるらしい。
やがて到着した列車はまた静かに走り去って行った。非常にのどかな駅だった。
つづく
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