どじょうフライ
職場の上司らと昼食を食べるのに、秋・冬によく利用する食堂の1つが 「
양지추어탕(ヤンジチュオタン)」。どじょう料理専門店だ。
寒い時期にはアツアツのスープ料理が食べたくなるということもあるが、どじょうは秋に、冬眠に備えて栄養分をたっぷりためこんで肥えるので、秋の추어탕(チュオタン・どじょうのスープ)が一番おいしいのだ。漢字でも、チュオ(どじょう)は 「鰍魚」 と、魚へんに秋という字が使われるのも納得だ。
この店ではもう数え切れないくらいチュオタンを食べているが、この日は初めてチュオタンに加えて미꾸라지 튀김(ミクラジ ティキム・どじょうフライ)も注文することにした。1皿20,000wで、何人かで食べるメニューだ。추어(チュオ)も미꾸라지(ミクラジ)も、どちらもどじょうのこと。
どじょう1匹をエゴマの葉で巻いて揚げてある。衣は厚めで、天ぷらというよりフライという表現がぴったりだ。ワサビ醤油をつけていただく。もちろん頭から丸ごと全部いただける。
どじょうをこんなふうにいただくのは初めてだったが、特にクセもなくおいしくいただいた。味は、白身魚のフライというよりは、イワシやアジのフライに近い。
そしていつものチュオタン(▼)。
チュオタンもけっこうボリュームがあるし、おかずもたくさんあるし、その上どじょうのフライまで食べたので、さすがにかなりおなかいっぱいになった。
양지추어탕(ヤンジチュオタン)
釜山市東区水晶2洞550-10番地
(051)467-3924
関連記事