焼き魚定食

dilbelau

2012年11月06日 09:09

新聞の折込の中に、最近オープンしたという近所の食堂のチラシがあったので、早速夫と行ってみた。「다담」(タダム=茶談)という名前の店で、主なメニューは鴨肉料理やプルコギ、プデチゲ、チョンゴルなど。ランチタイムには焼き魚定食やキムチチゲ、スンドゥブ、クル(牡蠣)クッパッ、クルパジョン、チュオタン(どじょう汁)などのメニューもあるとのこと。

店は細い路地を入ったところにあり、人目につきにくい。店にとってはそれこそチラシでも入れて存在をアピールしたいところだ。私たちが入ったとき店内には客はおらず、店の主人らしき男性が 「どうぞそちらへ」 と窓際の明るい席をすすめてくれた。立派な木材を使ったテーブル・椅子だ。

水を持ってきてくれたおばさんは、私たちがまだ何も言う前から 「(当店は)スープ類もおいしいしね・・・」 と説明してくれた。せっかくスープ類をすすめてくれていたが、この日はチラシに書かれていた焼き魚定食(7,000w)を食べるつもりだったので、「今日は魚が食べたい気分なので」 と言う必要のない言い訳のようなことを言いながら注文。

店の主人が、「(食べ残し防止のため)おかずは少なめに入れてあります。足りなければおっしゃってください」 と言いながら、運んできた料理を並べてくれた。おかずはエホバッの和え物や海藻の和え物、生牡蠣と大根の和え物、海苔など。汁物はシレギクッ(大根の干葉の味噌汁)。



この日の魚はサバ。チラシには 「焼き魚定食(魚市場直接競売)」 と書かれている。



サバは肉厚でおいしく焼けていたし、おかずもまずまずおいしいのだが、7,000wにしてはややボリュームに欠ける気がする(写真のサバとおかずは2人分)。「焼き魚定食」 なら、もう少し魚がたっぷり欲しいところだ。

帰り際、店のおばさんは玄関まで出てきて、また来てねとか、大勢での会食のときにも使ってね、お友だちにも紹介してねなどと言いながら見送ってくれた。釜山の人の中でも特に人懐こい人のようだ。



다담(茶談)
(051) 623-7737
水営区庁正門・国民銀行の向かい側の路地入ってすぐ
http://cafe.daum.net/bdadam

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