広安大橋からの初日の出

広安里の海に架かる広安大橋（ダイヤモンドブリッジ）は自動車専用道路だが、年に数回だけ車両を通行止めにして歩行者に開放される。マラソン大会、ウォーキング大会、そして元日の朝だ。

今朝は5～11時まで上下段とも車両が全面通行止になり、6～9時まで上段部分が歩行者に開放された。毎年元日の朝に開放されてるのは知っていたが、何しろ寒そうなのでまだ一度も行ってみたことはなかった。昨年はビーチで初日の出を拝んだ。

今年は夫が橋の上を 「初走り」 するというので、私も初日の出を見るべく橋の上に上がってみた。今年の初日の出の予想時刻は7：30頃。

夫は6時頃に家を出て走って橋まで。私は6：30頃家を出て、自転車で橋のたもとまで。後で橋の上で落ち合うことにしていた。寒いのであまり人は多くないかと思っていたら、多くの人が橋の方に向かって歩いていた。

橋の出入り口付近ではたくさんの警官が交通整理をしていた。メガマートに駐輪し、私も人の波に混じって橋を上がっていく。まだ暗いので、広安大橋の街灯が暗闇に浮かんでいる。目を凝らすとすでに大勢の人々が橋の先の方までたくさん歩いているのが見える。



7時を過ぎ、東の空が明るくなってきた。橋の下には海上警察の船。橋から身を乗り出して海に転落するなどの事故に備えて、何隻かが巡視していた。



空が少しずつ赤みを帯びてきたが、予定の日の出時刻を過ぎても一向に太陽は姿を見せる気配がない。水平線沿いに雲がかかっているようで、どうやら水平線から昇る初日の出を見るのは難しそうだ。



日の出時刻を10分ぐらい過ぎて、雲の切れ間からようやく太陽が顔を見せてくれた。







さぞかし寒いだろうと思って重装備で行ったが、風がなかったせいか思ったほど寒くはなかった。

つづく