タクシー運転手が通う店

dilbelau

2011年11月26日 09:05

先日夫と、市民会館で開かれた안치환(アン・チファン)のコンサートに行った。コンサートは14時からだったので、近くで昼食を食べることにした。

この日入ったのは市民会館の、通称 「기사식당(キサシクタン)通り」 にある 「소문난 분식(ソムンナンプンシク)」 という小さな食堂。店名を日本語にすると 「噂の粉食」 だ。

13時を少し過ぎていたが、店内は多くの客が入っていた。ほどなく満席になり、席が空くのを待っている客もいた。店員さんは大忙し。厨房にはおばさんが数人、そして注文を聞いたり料理を運んだりするおじさんが2人ほど。

メニューは정식(定食)・된장찌개(テンジャンチゲ)・순두부(スンドゥブ)・청국장(チョングッチャン)が各4,000w、김치찌개(キムチチゲ)・갈치찌개(カルチ=太刀魚のチゲ)・동태탕(スケソウダラのスープ)が各5,000w、두루치기(トゥルチギ)が5,500w。

夫はチョングッチャン、私は定食を注文。チョングッチャンはグラグラと煮えて独特の香りを漂わせている。



チョングッチャンのおかずと、私が注文した定食のおかずは共用。



定食はご飯と시래기국(シレギクッ=大根の干葉のスープ)とおかず。シレギクッは大きな器になみなみと、ものすごい量だ。



チョングッチャンと定食は、汁物がチョングッチャンであるかシレギクッであるかの違いだけで、後は同じ。おかずの中に蒸した青唐辛子があり、1つ食べてみたら辛くなかったのでもう1つ食べたらそれは飛び上がるほどの辛さだった。油断禁物だ。

厨房は狭いスペースをフルに活用して回転している。



大きな炊飯器は厨房に置くスペースがないため、オンドル席の片隅においてあるのだが、常連客の中にはその炊飯器を開けて勝手に(?)お代わりしている人もいた。もちろん店の人も承知。セルフサービスだ。



店の表にも、厨房に収まりきらなかった鍋やタライなどが・・・。

소문난 분식(ソムンナンプンシク)
(051) 645-9977

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