ムクゲ展示会

dilbelau

2011年09月04日 09:16

釜山文化会館で、オペラ 「トゥーランドット」 の素晴らしい公演を堪能した後、すぐ近くのUN記念公園内を散歩しようと思ったが、あいにく間もなく閉園という時間。UN記念公園に隣接する 「樹木展示園」 を歩いてみることにした。

するとちょうど運よく 「제30회 나라꽃 무궁화 전시회(第30回 国花 無窮花 展示会)」 が開かれていた(7月29日~8月4日)。主管は釜山広域市と(社)釜山無窮花宣揚会。

釜山は季節ごとにさまざまな花を楽しめる街だが、夏の代表的な花の一つが国花の無窮花(ムグンファ=ムクゲ)だ。暑い中、強い日差しを受けながら色とりどりの花を咲かせて、私たちの目を楽しませてくれるムクゲ。

散る前には開いていた花びらを、まるで傘をクルクルと巻いて閉じるようにすぼめて閉じてから、ポトリと地面に落ちる。咲いているときも美しく、また散るときも自分の身支度をしてから散るようで実に潔くけなげな感じがする花だ。

広い敷地内に、色も形もさまざまなムクゲがたくさん咲いていた。







間もなく開花。



花びらの中にも、細い花びらのようなものが。



ムクゲの木には1種類ずつ名前が書かれた札がつけられている。





つづく

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