釜山からイルミネーションが消える?!
本日3月2日から、広安大橋(ダイアモンドブリッジ)を除く釜山地域にある全ての公共施設で、夜間のイルミネーションを楽しむことができなくなる。
釜山市は政府のエネルギー危機警報が引き上げられたことに伴い、2日から公共部門のイルミネーションを全面的に消灯する処置をとることにしたと、昨日発表した。これに伴い、海雲台海水浴場とタルマジキル(月見の丘)、松亭(ソンジョン)竹島(チュクト)公園、松島(ソンド)海水浴場とコブクソム、温泉川、亀浦大橋、南港大橋などは、2日の夜から無期限で夜間のイルミネーションを中断することになった。
ただ広安大橋の場合、釜山のランドマークとして観光インフラ構築や市場の活性化のために必要であるとし、夜間のイルミネーションを現行通り維持することにした。政府の指針でも、観光振興などのため地方自治体長が必要だと認めた場合には、消灯処置から除外することができるようになっている。
釜山市はまた、民間施設である百貨店や大型マート・遊興施設などに対し、営業時間以降は照明を全面的に消灯するよう促す予定だ。アパートの屋上・屋外のイルミネーションも24時以降は消灯する予定だ。
市は区・郡庁に関連文書を送り、7日間の公示・指導期間を経て3月8日からエネルギー管理公団とともに本格的な取締りに乗り出す予定。ただ、一般の飲食店や卸売り・小売業者の消灯は勧告事項であるため、取締りの対象外となる。
市の関係者は 「消灯処置に違反していると摘発された場合最高300万ウォンの罰金が課されるので、政府のエネルギー節約対策に協力して欲しい」 と話す。
今回の処置は、エネルギー危機警報が 「関心」 レベルから 「注意」 レベルに格上げされたことに伴ってのことで、危機警報が緩和されれば解除される。
しばらくは釜山の夜が暗くなりそうだ。
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