コダカラベンケイソウの花

dilbelau

2011年03月03日 21:03

家のベランダで育てている 「子宝弁慶草(コダカラベンケイソウ)」。2008年の9月に韓国人の友人Kさんが 「珍しい植物だから・・・」 と分けてくださったものを、プランターに植え替えて育てていたものだ。いただいた当初はこんなに可愛らしかったものが(▼)、グングンすくすく育っていく。



葉の辺縁にかわいらしい小さな芽株がびっしりとつき、それらがやがて土に落ちて根を生やしどんどん増殖していく。はじめのうちはその様子が面白くて楽しんだものだが、あまりの生命力・増殖力の強さに、次第に少々もてあまし気味になってきていた。文字通り際限なく増えていくのだ。



最初は低かった背もいつの間にかどんどん伸び、ひょろひょろとのっぽに。メインの3株のうち(他にも土に落ちて根付いた子株がたくさんある)、一番背が高い1本は先端につぼみらしきものがついていることに先日気が付いた(写真中央の植物▼)。



春になればもしかしたら花が咲くかもしれないと思いつつ、それにしてもどのつぼみも頭を垂れるように下を向き、元気がないように見えていた(▼)。



するとある日、思いがけない形で花が咲いていた。下を向いていたのは元気がなかったからではなく、もともとこういうふうに釣り鐘状に咲く花だったのだ。



そもそも、この植物に花が咲くとは思っていなかったので驚いたし、またそのパワフルな生命力のわりには控えめに花を咲かせたことも意外だった。他のつぼみもこれからどんどん開いていくのだろう。楽しみだ。




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