週末は歩行者天国に

dilbelau

2010年10月22日 08:48

甲木さんたちと別れた私たちは、せっかく南浦洞へ来たのだからと、光復路をぶらぶらと歩いてみることにした。すると歩き始めてほどなく、普段は一方通行の車道になっている部分に、テントが張られて何か催し物が行われているのが見えた。看板には 「フリーマーケット」 と韓国語・英語・日本語・中国語で書かれている。外国人観光客が多い南浦洞らしい表示だ。



隣のテントでは 「日曜ろくろ体験教室」 が。ろくろ体験の指導をする男性が、ろくろの上で粘土を回していた(▼)。





隣では、マグカップの絵付けコーナーも(▼)。自分でろくろを回して作ったカップに(後日)絵付けをすることもできるようだ。



そのお隣では、似顔絵コーナー。



こちらはキム・ヨナ、チャン・ドンゴン、ピの3人だということがすぐ分かる。なかなかの腕前のようだ。



テントのある場所を過ぎると、またいつもの光景に。しかし、いつもとは何かが違う。



そのとき、たまたますれ違った韓国人の 「차없는 거리(車のない通り)」 という言葉が耳に入って、ようやく気がついた。そうだ、そうだ。いつもはひっきりなしに通る自動車やバイクが、この日は通っていないのだ。

昨年から毎週土・日曜日の14~21時まで、ここ光復路は 「광복로 차없는 거리(光復路 車のない通り)」 として車両通行止めにし、歩行者天国にしているのだそうだ。その時間帯は、普段は車道として使われている部分で、こうやってイベントをしたりしているとのこと。

もう少し先へ行くと、今度は青いテントがずらりと連なっている。



主に衣料品のセールをしている。よく見てみると、光復路の両側にある店舗から出店しているのだ。店舗から商品を持って来て、ここで安く売っているのだ。このように屋外のテントで売れば、わざわざ店の中までは入っていかない客も立ち止まって商品を手に取る率が高いだろうし、客側にとっても割引きセールは歓迎だろう。



このように車両通行止めにして歩行者に道路を開放しているのは、ここ光復路以外にも、西面1番街、釜山駅近くのチャイナタウン通り、釜山大前などいくつかある。釜山市は今後、こういう歩行者天国をもっと拡大する予定だそうだ。




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