ジャンボかき氷と切れた階段

dilbelau

2010年08月22日 09:03

釜山でかき氷といえば、お茶屋のパッピンスが大のお気に入りだったが、日本に一時帰国中の現在も 「氷」 という暖簾が店先で風にはためいているのを見かけると、ついつられて入ってしまう。こう暑いと、あの 「氷」 という一文字が実に魅力的に見えるのだ。

先日夫と2人で初めて入ってみた、吉良町にある喫茶店。
かき氷が650円とけっこう高めだったが、あまりの暑さにどうしても冷たいものが食べたかったので注文。

しばらくして運ばれてきたかき氷を見て、夫と2人で仰天!!



ものすごく巨大なかき氷だ。グラスと比べると、その大きさがよく分かる。そりゃあこんなに大きければ、650円というのも納得だ。



しかしこんなジャンボかき氷を、1人で食べきれるだろうか・・・。さすがの私もやや不安になっていると、夫が見かねて救援の申し出をしてくれた。

あまり高く積み上げてあるので、スプーンの使い方にも気を使う。無造作にスプーンを突っ込むと、せっかくの氷が崩れ落ちてしまう。2人で慎重にジャンボかき氷に挑む。

しかし、かき氷のボリュームは、見た目ほどヘヴィーではなかった。氷がきめ細かなふわふわタイプであり、また氷を上から押さえつけていないために、意外と軽く食べられる。

また、かき氷の 「ミルク」 味を注文したのだが、シロップはかかっていず練乳のみ。シロップの甘みがあまり好きではない私には食べやすい。練乳の量もほどよい。

夫の援護もあって、無事ジャンボかき氷をおいしく全部いただくことができた。

夫が注文したのは、「氷カフェ抹茶」 なるもの(480円)。



抹茶味のシャーベットのような氷の塊に、牛乳を注いで溶かしながら飲むというデザートだそうだ。



私も少し味見させてもらったが、甘味はほとんどなく抹茶の香りが感じられ、なかなかおいしかった。

さて、「MACKEY POT」 というこの喫茶店、店内は木材をふんだんに使ってある。天井も高く広々しているな・・・と上の方を見上げて、ある仕掛けに気がついた。



建物が三角屋根なのでかなり高くなっている天井へと続く壁に、「TOILET」 と書かれたドア。ドアからは木の階段が数段。途中で切れている。途中までしかないこの階段の下の方は、客席。



もちろん、本物のトイレは別にあり、これはニセモノのトイレ。上を見上げないと気がつかないが、見た人は思わず微笑む仕掛けだ。

メニューには、スパゲティやハンバーグなどのメニューも。また機会があれば試してみたい。



MACKEY POT
愛知県幡豆郡吉良町大字荻原字桐杭44−1
(0563) 32-3555
定休日 : 木曜日
営業時間 : 7:30~19:30

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