コーヒーがある文化にて
以前は、週末の朝だけ夫にコーヒーを淹れてもらっていたのに、いつの間にか毎朝淹れてもらうようになって久しい。毎日朝食をいただいた後、コーヒーが好きな私のために豆を挽いて丁寧にハンドドリップで淹れてくれるのだ。
週末の朝はカフェへ。この日は梅雨前線が北上してきている影響で、夜半から降り始めた雨が朝になっても降ったりやんだりと、すっきりしない空。それでも何とか小雨になったときを見計らって、広安里沿いのカフェへと向かった。
広安里沿いにもたくさんのカフェがある。それぞれコーヒーの味や値段、店の雰囲気などさまざまだ。この日はどこのカフェに入ろうかと、やや波の高い霧にかすんだ海を見ながらビーチ沿いを歩いていく。
この日は久しぶりに 「커피가 있는 文化(コーヒーがある文化)」 という名前のカフェへ。ビルの7階にあるせいか、スタバをはじめとする広安里カフェ群の中では、いつ行っても客は少なめでゆったり過ごせる。
ちなみに同じビルに療養型病院がオープンしたため、その病院専用のエレベーター2基と、このカフェへも通じるその他の用途用のエレベーター1基があり、どれに乗ればよいのかちょっとややこしくなっていた。
広々とした店内。
店の大きなガラス窓からは、晴れていると広安里ビーチや遠く我が家のアパート群まで見渡せるが、この日は雨にかすむ広安里。
このカフェでは、マグカップやお皿への絵付け体験教室も開いている。また店の人が絵付けしたカップやお皿などの展示・販売もしている。こちらは(▼)販売用の作品。ちょっとしたギャラリーのような雰囲気もかもし出している。
写真手前のミニ土鍋など(▼)も販売用。同じく写真奥に見えているカップ(▼)は、客がこれらの中から好きなカップを選び、そのカップでコーヒーをいただき、飲み終わったらカップを持ち帰るというもの。カップごとコーヒーを買うというシステムだ。
店内中央のテーブルには、絵付け体験教室の道具や作品らしきものが並んでいる(▼)。
こちらのカラフルなミニ土鍋(▼)やカップなども、絵付け体験教室の作品だそう。
また店内には、自由に読める書籍類がたくさん置いてある(▼)ので、コーヒーを飲みながら本を読み、目が疲れたら窓の外の海を眺める、というふうにのんびり時間を過ごすこともできる。
私たちは 「C&C COFFEE(4,000ウォン)」 を注文。「C&C」 とは、店名の 「コーヒーがある文化」 の 「Coffee」 と 「Culture」 の頭文字からつけたものだろうか。
コーヒーのお味が薄いのが残念だが、店は静かで落ち着いた雰囲気で、ゆっくり読書をするにはもってこいだ。
커피가 있는 文化
釜山市水営区民楽洞179-3 7F
(051) 754-0777
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