'09.12.21(月)彼女のためならエンヤコラ

dilbelau

2009年12月21日 17:02

昨日、夫と久しぶりに 『삼천각(三川閣)』 で夕食。
注文したチャーハン(5,000ウォン)を食べていて思い出した。



韓国人の知人(若い女性)に、ニンジンが嫌いだという人がいる。料理の中にニンジンが入っていると、よけて食べるのだそうだ。だが、カレーライスや野菜炒めなどのように、ある程度の大きさに切られているものならよけられるが、チャーハンに入っているニンジンのように細かくみじん切りになっていると、よけようにもよけられないので、そもそもチャーハンは食べない(注文しない)のだそうだ。

確かに、この小さいニンジンを一粒一粒よけながら食べるのは至難の業だし、そんなことをしていたら食べた気がしないだろう。こんな小さいニンジンでも、嫌いな人にとっては味が分かるのだそうだ。

でも、中にはそんなニンジン嫌いの女性でも、おいしくチャーハンを食べられることがある。
以前ある食堂で見かけたのだが、2人で食事をしている若い男女の男性が、女性の前に置かれたお皿の中から、ニンジンだけをきれいに選り分けてあげているのだ。それこそ、チャーハンに入っているニンジンのように小さく刻まれたニンジンを。

韓国人男性は自分の彼女に対して、日本人から見るとビックリするぐらい ”尽くす” 。

2人で歩くときは、特別重いものでなくても彼が彼女のカバンを持ってあげる。
付き合い始めて100日目の記念日、誕生日などには彼女が喜ぶプレゼントに加え、特別な演出をする。
ヒールを履いて歩いている彼女が足が痛いと言えば、おんぶして歩いてあげる。

などなど・・・。

それほど彼女に尽くす韓国人男性なので、彼女が嫌いだと言えば、お皿のニンジンを一つ一つよけてあげるぐらい何でもないことなのだろう。いやはや、つくづく大変だと思う。

しかし、結婚前は涙ぐましいまでに彼女に尽くす韓国人男性も、結婚するとガラッと変わるという話もよく耳にする。そりゃあ、そんなことずっとし続けてはいられないだろう。

さて、私も夫もニンジンが好きなので、問題なくおいしくチャーハンをいただいた。
一緒に出てくるスープも、あっさり味でおいしい。ごちそうさまでした。



三川閣
(051) 625-5558

関連記事