'09.7.3(金)コーヒーの涙

dilbelau

2009年07月03日 09:13

友人Nさんと夫と、おいしい 「コロッケカレー」 をいただいたあと、「Cafe de GELATERIA」 へ。
大学街のど真ん中からは、若干離れたところにあるため、店内の雰囲気も比較的静かで落ち着ける。



ガラスのショーケースの中の、色とりどりのジェラートもおいしそうだったが、ふとレジ横の看板の 「ダッチコーヒー」 という文字が目に入る。

今日はコレ!
久しぶりに、そして韓国では初めていただくダッチコーヒー。



お味は実にまろやか。とげとげしい感じが全くなく、すーっと喉に落ちていく感じ。後味もすっきり爽やかである。(4000ウォン)

店内に水出しコーヒーの器械があることに気が付いた。
大きなフラスコのようなものが2つ、木製の枠に上下にはまっている。

ちなみに、水出し器械の右横にあるボトル2本は販売用のダッチコーヒー。
500mlで20000ウォン、250mlで15000ウォン。



横にある説明書きによると、

『オランダの商人が、航海中に保管しやすくするために作られたコーヒーを使い、アイスコーヒーの元祖として日本で開発されたコーヒー。

ダッチコーヒーは、冷水を2~3秒に1滴を落とし、12時間程度かけて抽出するコーヒーで 「コーヒーの涙」 とも呼ばれている。

ダッチコーヒーは長時間かけて抽出するため、ワインのように熟成された味が感じられ、カフェインが抽出されないため肝臓に負担をかけず、肝機能向上に効果がある。

冷水で抽出するためコーヒーの香りが飛んでしまわず、芳しくやわらかさが最高のコーヒーである。』

のだそうだ。ダッチコーヒーがカフェインフリーだとは知らなかった。

説明書きを読んでいると、店員さんが水を持ってこられた。上のフラスコに入れられる。↓↓



下のフラスコに入っているコーヒーの粉。↓↓ 粉の上にのせられているのは、ペーパーフィルターなのだそうだ。このフィルターを通して、コーヒー粉の上に水滴が2~3秒に1滴という非常にゆっくりとした速度で落ちていく。その1滴1滴がやがてコーヒー粉の中に広がり、抽出されたコーヒーは下に落ちてくる。



たっぷりと時間をかけて抽出されるダッチコーヒー。
「コーヒーの涙」、おいしくいただきました。

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