'09.5.19(火)何でって言われても…

dilbelau

2009年05月19日 15:45

昨日の夕方、オンニがおかずを持ってきてくださった。






오뎅(おでん)の炒め煮。







韓国でも 「おでん」 という言葉はそのまま使うが、日本のいわゆる 「おでん」 のことを指すのではなく、さつま揚げのような練り物全般のことを指す。
青唐辛子のスライスも入っているので少しピリリとするが、ほどよい甘辛さでご飯に合い、とてもおいしい。







명태(スケトウダラ)の和え物。






こちらもいいお味。噛めば噛むほどに명태(スケトウダラ)の味が口の中に広がり、和えてあるタレともよく合って、これまたご飯泥棒。

ちょうど先ほど、浜松の友人からの新茶が届いたところだったので、これは日本の緑茶なのだと説明すると、

「緑茶の粉なの?」

『粉ではなくて葉っぱです』

「(お茶の袋の上からの手触りで)でも、すごく細かいみたい。やっぱり粉じゃないの?」

『細かいけど、粉じゃなくて葉っぱなんです。』

緑茶パウダーと勘違いしているようなので、実際に見てもらったら分かってもらえるかと思って、袋を開けた。すると、

「ほら、やっぱり粉になってるじゃない。韓国の緑茶は、葉っぱを1枚ずつくるくると丸めて乾燥させてあるから、お湯を注ぐと丸めた葉っぱが広がってお茶が出るのよ。これは丸めてないじゃない。」

『確かに細かいけど、これは粉というより葉っぱなんです。インスタントコーヒーみたいにお湯を入れたら溶けるわけじゃなくて、小さいけど茶葉が広がるんです。』

「でも…。ちょっと待って、私が言う韓国の緑茶がどんなものか見せてあげる。持ってくるわ。」

持って来てくれた緑茶の葉は、確かに中国茶のようにくるくると丸められており、その1枚1枚がけっこう大きい。

「どうしてこういうふうに丸めてないの?それが分からないのよ。」

『どうしてって言われても…。こういう種類なんです。』

「ふ~ん。でもこれ、粉が細かいからお茶を淹れたとき、この細かいのも一緒に茶碗に入っちゃうじゃない。あ、お茶として飲むだけじゃなくて、こういう(上記)和え物の上にふりかけたりしてもいいんじゃない?」

と、どうしてもこの細かい茶葉でお茶を淹れるというのが不思議でしょうがない様子。
青海苔のように料理にふりかけて食べたらどうだとおっしゃる。

まあ、それもおいしいかもしれないが、とにかく、飲んで味わってもらったらどんなものか分かってもらえるだろうと、早速淹れてみた。

一口飲まれて、「へぇ~、おいしいわね。香りがすごくいいわ。」
茶葉の形については不思議そうだったが、味はとても気に入っていただけたようなので、少し持って帰っていただいた。

どうして茶葉を丸めてないのかと聞かれても、そういう種類のお茶だとしか答えようがないし、「新茶だから…」 などと言ってみても納得してもらえなかったし、なかなか難しい質問だった。



Fさんどうもありがとうございました!とってもおいしいです (^^)
森町の風景が思い浮かぶようでした。

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