'09.5.7(木)牡蠣クッパ
所用で大学近くに行ったついでに、以前から気になっていた店で昼食をとることにした。
牡蠣料理専門店 『향토집 굴국밥』。
明るい雰囲気の店内には、すでに多くの客が入っている。テーブル席と座敷席がある。
メニューは、
牡蠣クッパ(辛い味、あっさり味)それぞれ5500ウォン、
牡蠣ジョン(チヂミのような焼き物)10000ウォン、
牡蠣刺身10000ウォン(
*) などがある。
(
*)牡蠣は季節ものなので11月~4月は生牡蠣として、5月~10月は굴숙회(牡蠣に片栗粉をまぶし、熱湯でゆがくか蒸したもの)として出しているそうだ。
私は、「あっさり味の牡蠣クッパ」 を注文。
韓国のチゲやクッパプがどれもそうであるように、この牡蠣クッパプもぐらぐらと沸騰した状態で運ばれてきた。かなり熱いので、冷ましながら食べられるよう小皿も出てきた。
他にはカクトゥギ、生の白菜にコチュジャンを和えたもの、青唐辛子、タマネギ。
牡蠣クッパの具は、主役の牡蠣のほかに、豆腐、卵、ニラが入っている。
「牡蠣クッパ」 というだけあって、牡蠣はごろごろと10個ぐらいは入っていただろうか。スープはあっさり味でおいしく、実に胃にやさしそうな感じ。テジクッパやソルロンタンのように 「肉・肉」 していないので、脂っこくなくさっぱりといただける。
カクトゥギや白菜のコチュジャン和えの辛さが強めだったのは、牡蠣クッパがあっさりしている分、物足りなさを補うためなのかもしれない。
店の表には、昔の医学書 『東醫寶鑑』 より抜粋した牡蠣の効能が書かれてある。
それによると、「肌を美しくし、顔色をきれいに見せ、まさに海でとれるものの中で最高に貴重なものだといえる」 とのこと。
店の名刺にも、牡蠣のことを 「食べる化粧品?補薬のような食品!」 と。
「海のミルク」 とも言うぐらいだから、なるほどそうかもしれない。
향토집 굴국밥
대연(大淵)本店 (051) 627-9985
市庁直営店 (051) 864-9876
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