2008年10月16日(木)オンニとツルの皮むき

dilbelau

2008年10月16日 17:39

先生と別れて帰宅すると、Sオンニがコーヒーでもどう?と遊びに来てくれた。サツマイモのツルを山ほど持って。



韓国では、サツマイモのツルは料理してよく食べるのだが、下準備として皮をむく。皮ごと調理しても大丈夫なのだが、ちょっと口に残る感じがするそうで、1本1本丁寧に下処理。




一方の端からうまくつまんでむくと、つるーっと気持ちよくむけて面白い。

2人でおしゃべりしながら、1時間ほどで完了。





その後、オンニと一緒に近所の農協へ。穀物や海苔、乾物、朝鮮人参、お菓子など、いろいろな農協の商品が売られている。以前オンニが分けてくれた雑穀(麦、黒米、玄米など)を白米に混ぜて炊いていたのだが、それがそろそろなくなりそうになっていて、そのことをオンニに伝えると一緒に買いに行こうと。

支払いを済ませて帰ろうとすると「おなか空いてない?」と。空いてないかと聞かれると空いているような気もしたので、一緒にトッポッキを食べに行った。



トッポッキとイカの天ぷら、揚げ餃子をそれぞれ1人前ずつ買ってくれて、2人で分けて食べる。イカの天ぷらは長いので、一緒についてくるキッチンばさみで切って、タレにつけて食べる。トッポッキはこの色から想像する通りのピリ辛。口の中がかーっとなる感じだが、オンニはさらっと「辛くないでしょ」と。さすが。前から分かっていたことだが、やはり辛さに対する感覚が違う。

夕食前なのに、けっこうおなかがいっぱいになってしまった…。(^^;

2人で荷物を両手に持って帰宅。しばらくすると、先ほど2人で皮をむいたサツマイモのツルで作った料理を持ってきてくれた。
ツルを適当な長さに切り、ニンニクやコチュと一緒に炒めたもの。火を入れると、ツルの色が鮮やかになって美しい。ピリ辛。



それに、菜っ葉のお味噌汁と、カクトゥギ。カクトゥギは作りたてを今すぐ食べず、2~3日おいてから食べる方がおいしいのだそうだ。












さらに、反対のお隣の若いママさんが、先日おすそわけした日本のお菓子のお礼にと、安東の塩サバ(冷凍)と、熟柿(홍시)を持ってきてくださった。












安東の塩サバは有名だそうで、頭と尾を切り落とし、ぶつ切りにしてフライパンで焼いて食べるのだそうだ。

その後、別の用事でうちに来たオンニが、テーブルの上に熟柿(홍시)があるのを見て、「これは?」と。塩サバと一緒に、隣のママさんにもらったので、少し持って帰って…と説明しながら振り返ると、すでに椅子に座って熟柿(홍시)を食べている。(^^)

やはり、いい意味で、自分の家・他人の家などと区別せず、気楽にご近所づきあいができるのは韓国ならではだと思う。
今日もたくさんいただいた。オンニ、隣のママさん、いただきま~す!

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